お知らせ
長谷川四郎とそのきょうだい~北海道立文学館
2025.09.28 お知らせ
函中の先輩であり、大正から昭和にかけて活躍した“長谷川四兄弟”――海太郎・潾二郎・濬・四郎。
長兄・海太郎は「丹下左膳」で一世を風靡し、林不忘・牧逸馬・谷譲次という三つのペンネームを駆使して多彩な作品を世に送り出しました。
末弟・四郎は、従軍と捕虜体験をもとにした『シベリヤ物語』や『鶴』で注目を集め、淡々とした文体の中に詩情とユーモアを漂わせる独自の文学世界を築きました。
今回、北海道立文学館で開催される「長谷川四兄弟展」では、才能豊かな四人の歩みをたどり、とりわけ“四郎”の自由奔放で魅力あふれる作品世界に迫ります。
函中が誇る四兄弟の、多彩な表現の軌跡をご堪能ください。
会期は11月9日(日)までとなります。この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。